わたしはいつもボロボロで生きる

30代メガネ女子が都会で消耗していく記録

家を買った話と家を買ったと報告したときの会話でいろいろ考えてしまった話

2022年の目標を4月に早々に達成した。
そう、家を買ったのである。

住宅ローン組むなら年齢的にそろそろだと思って昨年末から物件情報をぼんやり眺めてはいたが、
立地は100点だが手狭が過ぎると感じていた前の家を引っ越し時期だなと思ったとき、
同じエリアでもう少し広い家に住みたいが、家賃3万くらい上がるのはしんどいなーという気持ちがあったところに、
新卒から勤め続けた会社をもう辞め時かなと思う出来事が起きたのに後押しされ、
「もう辞めたろその前に勤続12年のメリットを享受したろ」と今の家周辺エリアの中古物件を急ピッチで探し始め、
リフォーム真っただ中の1DKのマンションの日当たりに惚れ込み、
3度の内見を重ね、リフォーム完成間近の日に内見後そのまま不動産屋に向かいハンコを押した。
内見してから約2か月には、35年かけて返済する負債と引き換えに手にした自分の城に寝ころんでいた。勢いがよすぎて地道に貯めていた住宅財形の解約が間に合わず、振り込まれたタイミングで繰上返済にあてるつもりでいる。

マンションを買ったと報告した際の反応はひとそれぞれで、
「もう(結婚を)諦めたの?」などと失礼なことを言ってくる輩もいる。
家族構成が変わる予定はないけれど、もしそうなれば売ればいいし、売れるだけの価値がある物件を選んだつもりでいる、などと平然と答えたような記憶があるが、
だいたいなんだよ諦めるって、粘ってもない私に諦めるのかとはそもそも問いとして成り立っていないのだが?と後でこっそり腹を立てたり、
「えー結婚したくないの?なんでー?これからいい人に出会うかもしれないじゃん!」と悪気なく声をかけてきた年上の友人に対してのもやもや対策としては、次同じようなことを言われたら、「こんな自立した女相手によく言うね」と言おうと思ったりした。
私が一人で生きていきたいと思うことに対して、誰に何を言われる筋合いもないのに、邪気も悪気もなく、自分のなかの価値観と異なることへの疑問をぶつけられると、たしかに自分でもちょっと過剰かなと思うほどに腹が立ってしまっているような気がする。今のご時世、いろんな生き方があるよねともっと受け入れていただきたいもんですわ。

なんか腹を立ててることばかり書いてしまったけど、家も広くなったし、存在を忘れていた敷金返却のお金でSurfaceも買ったのでもっとはてなブログを更新したいと思っているよ。