わたしはいつもボロボロで生きる

30代メガネ女子が都会で消耗していく記録

誰もが目を奪われてく

推しと呼べる存在を心に宿してから気づいたことだが、
SNSというメディアそのものは彼ら彼女たちにとって諸刃の剣なんだな、と思い知った。

純粋に応援しているファンたちとの距離感を狭めることができるという点で、もちろんSNSは大きすぎる役割を果たしている。
とはいえ、本人たちが目に留めることを可能としている環境で、ネガティブどころではない貶めるような美しくない言葉の羅列を綴ってしまう人の多さに驚き、
そんなに人を狂わせるだけの影響力に満ちた存在であることの証明だとしても、あまりにもこの言葉は鋭すぎないだろうか、、と勝手に心を痛めたりしてしまう。

私が年始あたりからエナジーチャージさせてくれていたグループは空中分裂のような形になってしまい、
うち何名かについては1か月以上メディアに現れていない状態が続いている。
適当なネットニュースが出回っているが、今後スポットライトを浴びる世界に再び戻ってくるという確定情報は結局まだない。
SNS上では今日もファンたちが憂い、励ましあい、一方でファンを名乗りあいつつ仲違いしあっているような光景もみられる。
そんなTLを眺めながら、どうか心無い言葉が彼らに届きませんように、こんな世界に戻ってくるくらいなら、心身ともに健やかでのびのびと過ごしてくれていればそれだけでいい、とどうしても願ってしまうのであった。